SoftCoral  レインボーアイランド 伊豆諸島

伊豆諸島は週末に気軽に行けるリゾートです。
伊豆七島という愛称がありますが、実際には多くの島が所属します。

伊豆大島(有人島)
最も大きくゴルフ、テニス、釣り、ダイビング、サイクリング、観光、全てに適した島。島内1周道路が約50kmのためマラソン選手の練習の場となっている。島の北側にある泉津・秋の浜は絶妙のダイビングポイントでナイトダイビングがお奨め。
 
利島(有人島)
12年ほど前、お盆の真っ只中に「竹芝発の利島ー新島ー神津島航路」に乗船し超満員で寝る場所もないほどだったのに、利島で下船したのは自分たち4人を含めて20人ぐらいであった。のどかな島で、島の売店でお土産用に売っていたキーホルダーが錆びていた。しかし、最近イルカの親子が島の周りに棲み付き話題を呼んでいる。伊豆大島で販売されている椿製品の約7割は利島産椿であり残りの3割が伊豆大島産椿である。椿の生産量が日本一である。
 
鵜渡根島(無人島)
 利島と新島とのほぼ中間に位置する無人島。この島は主に釣りのポイントであり、ダイバーはほとんど入らない。しかし御蔵島から利島に移り住んだイルカの親子が、その後、この鵜渡根島に移ったらしくドルフィンウオッチングは行なわれたようである。その後の詳細は不明。
 
新島(有人島)
 波が高くサーファーに人気の島。海底の白砂が光を反射し浅瀬の透明度は抜群。しかし地形の関係上、流れも速い。南北に細長い島であるため、西風や北東の風が強くなる冬場はダイビングは不可能になる。また、白い砂浜と青い海からブルーアイランドという愛称で呼ばれている。
 
地内島(無人島)
  新島港の南西沖に位置する無人島。西側には隠れ根がありダイナミックな景観が見られ、東側にはソフトコーラルが群生している。
 
早島(無人島)
 新島の南東300mに位置する小さな無人島。この島は珍鳥カンムリウミスズメの生息地として有名。また、ダイビングポイントでもあり、6月頃にはハンマーヘッドの産卵も見られる。
  
式根島(有人島)
愛称はハートアイランド。リアス式海岸で海水浴に最適。また外傷に効く足付温泉、内科に効く地鉈温泉という昔からの波打ち際露天風呂があり、とても心地が良い。最近ではさらに別の露店風呂も増えたようである。太古の昔は新島と陸続きであったが大地震の後の津波により2島に切り離された。地殻変動ではなく、地盤の崩れによるものらしい。このため、新島−式根島間は最深部でも-30mしかない。
 
神津島(有人島)
愛称はダイヤモンドアイランド。漁獲量伊豆諸島No1.そして環境庁水質調査で日本一になったことがあり、透明度がよく魚影が濃い島である。また、新島同様、流紋岩系火山のため、白砂が南国の島を思わせる。伊豆大島や八丈島、三宅島しか行っていなかった頃、この島に初めて上陸して、”同じ伊豆諸島でも島の雰囲気の違い”を実感させられた。
 
恩馳島(無人島)
 神津島の西方約3.5kmに位置する無人島。磯釣りとしては有名だがダイビングポイントとしては一般的ではないようだ。
  
祇苗島(無人島)
 2つの小島と数個の岩礁からなる無人島。2つの海底洞窟がありイセエビ、ハタンポ、ミノカサゴなどがいる。2つの島の間は回遊魚の通り道でタカベやイサキの群れにも遭遇することがある。
 
銭洲群島(無人島)
 神津島から約36km、伊豆半島先端からだと約86kmに位置する黒潮直撃の岩礁群。大小6つの岩礁からなるこの海域は釣り師にとって憧れのフィッシングポイントであり、20〜40キロ級のカンパチやヒラマサも釣れたことがあると言われる大物釣りの海である。しかしダイバーにとっても上級者のみが許される秘境である。魚影が濃く(漁師にとっては)”銭になる” というのが名前の由来。
 
三宅島(噴火のため現在無人島)
愛称はバードアイランド。バードウオッチングのメッカでありダイビングの好ポイントであったが、残念ながら平成の噴火後、未だ復旧せず。昭和37年の噴火でできた三七山や昭和57年の噴火の水蒸気爆発で水がなくなった神妙池、溶岩でつぶされた小学校、バードウオッチングの好適地である大路池などがあったが今はどうなっていることやら。つぶされた小学校の下の岩場からエントリーするダイビングポイントはとてもすばらしかったので非常に惜しまれる。
  
大野原島(通称:三本岳)(無人島)
 5m級のハンマーヘッドシャーク(シュモクザメ)や1m級のカンパチが数百尾見られることがある。地形もダイナミック。三宅島周辺では最高のエキサイティングスポットである。
 
御蔵島(有人島)
人口250人程度の小さな村。しかしこの島の周りには確認されただけでも100頭ものイルカが生息している。しかも御蔵島の漁師は昔からイルカを大事にしてきたため、人間に対してとても友好的な態度を示し、一緒に泳いでくれる。イルカウオッチングではバハマ、ハワイ、小笠原なども有名であるがここのほうがはるかにイルかと接近できる場所である。冬場は海が荒れて人は海に入れない。ゴールデンウイーク頃から海に入れるようになる。イルカは人間と泳ぐのを楽しみにしているようでゴールデンウイークが最もイルカが近寄ってきてくれる時期のようだ。
 
藺灘波島(いなんばじま)(無人島)
 御蔵島から50km、伊豆半島先端から120kmに位置する南海の孤島。黒潮の接近する時期には潮の流れが川のようになり、その速さは時速5ノット(9km)におよぶ。銭洲同様、釣り師にとって憧れの磯であるがダイバーにとっても秘境ダイブスポットである。
 
八丈島(有人島)
愛称はフラワーアイランド。ハイビスカス、ストレチアなどの花が咲き誇る。伊豆諸島ではもっとも南国ムードが味わえる。
  夏は台風の接近が多く東海汽船の欠航がざらで飛行機を予約しておかないと会社を休むはめになる。私が最初にこの島へ行った時は真夏で、帰る頃に台風が接近、帰りの船が港のすぐ近くまで来ていたにもかかわらず岸壁に波がかかっていたのを見て、着岸を簡単にあきらめて東京へ戻ってしまった。大きい船だからこそ安全重視のようだ。その後2日ほど欠航となり、八丈島空港では空席待ちの長蛇の列ができた。徹夜で並んだがこの時期の空席はさすがに少なく、結局は船で帰ることとなった。

  
八丈小島(現在は無人島)
かつては有人島であったが過疎が進み、昭和44年に住民は全て八丈島に引き上げた。チャーター便で上陸が可能。昔の部落に行くと、30年ぐらい前にお世話になったコカコーラやファンタなどのビンが昔の姿にまま残っている。(昔は缶ジュースなんかなかったね。そういえば)
  
青ヶ島(有人島)
人口200人に満たない日本最小の自治体である。また、国内でも最大級の上陸困難な絶海の孤島である。二重式カルデラ火山。噴気を利用した天然のサウナがある。この島は少し海が荒れると定期船が欠航になるため、帰路はヘリコプターを予約しておかないと1週間ぐらい本土に帰れなくなる恐れがある。私が行った時は、船の接岸が壮絶で、岩に激突しそうになりながらも、3度目の接岸チャレンジで人と手荷物のみを急いで下ろし、その直後に大波が来たため、生活物資のコンテナを下ろすことなく船は急いで離岸し八丈島に引き揚げていった。この時の接岸では接岸用のロープが全部で3本、切れたらしい。民宿のおじさんに聞いたら、これぐらいのことは年に何回かはあるよ、と言っていた。接岸作業では島の駐在さんも含め大勢の人々が岸壁で手伝っていた。
  


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