2003年GWツアー報告 3日目(4/28)

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4月28日(日)
3:00 就寝中 ゴゲゴッゴ〜
宿泊したペンションでは、道を挟んだ向かい側にニワトリを飼っていたようです。その鳴き声がとても低音で少し恐ろしげでした。しかも明け方の3:00ぐらいから鳴き始めていました。
6:00 宿 ブルブルブル〜
前日、セットした携帯電話がトルコ行進曲を鳴らすことなく、テーブルの上で振動音を発しておりました。マナーモードのままでした。しかしこの振動音、響きますね。この異様な音でも十分起きることができます。
これが宿泊したペンションです。なかなかオシャレでしょ。
8:05 桟橋
 
ペンションのおじさんが早めに送迎してくれて我々はダイビングクルーザーに一番乗りでした。 ダイビングショップはパパスダイビングスタジオ。父島で最も元気なショップです。そしてクルーザーはパパスアルファ。
10:00 嫁島
 
船に揺られること実に2時間。遂に来ました。夢にまで見たケータ列島。夢にまで見た嫁島。
左の写真がマグロ穴、右の写真が嫁島です。
このマグロ穴が世界有数のスポットです。
船上で器材のセッティングをした後、さあ、いよいよエントリーです。私は先陣を切ってエントリーし船上の風景を撮影しました。(水中ビデオを撮っていた頃からの習性です)
1本目はマグロ穴Aコースです。
     ドッヒャー.....
とにかく凄い!
50〜100匹のにも及ぶイソマグロの群れ。
中には1.5m超の大きさのものまでいてまるでミサイル。
まるで魚雷!

しかし流れが速く、岩にしがみつきながらの撮影で多くの写真はブレまくりでした。
   左の写真みてわかりますか?流れの速さを。
右の写真は特殊撮影ではありません。流れに負けてこのようになったのです。
12:00 嫁島
  一本目のダイビングが終了し波の穏やかな湾に停泊し昼食をとりました。
写真は嫁島の海岸風景です。かつてはこの島にも人が住んでいました。第二次世界大戦で本土へ疎開して以降、無人島になってしまいました。
  みんな何を見ているんだろう。あそこに何がいるんだろう。どうやらイルカがいるらしい。
何人かが行った後で私も負けじとカメラを持ってシュノーケリング装備で海に飛び込みました。
   最初は遠くのほうにいたようで、何人かはその近くで一緒に泳いだようです。私は遠くまで行くのが面倒くさくて(マグロ穴で疲労して)、トボトボ船まで一人で戻り始めました。そしてしばらくすると私の泳いでいるすぐ真下3mぐらいのところに5〜6匹のバンドウイルカが現れ、私を驚かせてくれました。私はデジカメをセーブモードにしてしかも液晶表示を消していたためカメラのスタンバイが遅れ、フレームアウト写真ばかりでした。実に残念。
13:30 嫁島
さあ、昼休みも終わり、いよいよ2本目開始です。
2本目はマグロ穴Bコースです。
  エントリーしていきなり水面近くに大きなカマスサワラが現れました。1匹でゆうゆうと泳いでいます。左の写真を見てください。何という目で我々を見ているのでしょうか。この魚は!
  そしてウメイロモドキの物凄い大群です。何匹いるでしょうか。もちろん数えられるわけがありません。
  そして水深30m付近まで降りていくと、そこには怪しげな2体が.....
そうです。サメです。これは小笠原ならではのあのサメでは.....
そうでした。サンドタイガーシャークでした。日本名でシロワニと言います。このサメはケータ列島北端の北之島では高い確率で見ることができます。実は事前情報として嫁島マグロ穴と父島円縁湾にシロワニが居付いていることを聞いておりました。やはりおりました。情報ではこの場所には2.5m級のオス2匹と3m級のメス1匹の計3匹がいるとのことでしたがこのときいたのはオス2匹でした。このサメは怖い顔しておりますが性格はおとなしく、これまで小笠原では人を襲ったという記録はありません。ただし海外では人を襲った記録があり一応危険な部類には入っておりますが距離を置いて観賞する分には全く問題ありません。暫し、シャークショーをお楽しみください。
来た来た! 実に怖い顔。
フラッシュ撮影。迫力のある顔。 行っちゃった... 2匹仲良く。
「何撮ってんだよ!」
「お前なんか眼中にないよ」
      つぎはウメイロモドキの華麗なる舞です。これが物凄かった。向こうが見渡せないぐらいの厚い壁でした。
   次に見たものはアオウミガメです。比較的小さかったです。あまり寄ってくれなかったのですが最後に近くに来てくれました。
14:45 嫁島
  大満足の2本のダイビングを終え、父島へ向かって船は進みました。もちろん帰りも2時間かかります。尚、右の写真はかすかに見えるケータの島々です。(左から)北之島、聟島、針の岩、媒島。
17:15 父島
境浦海岸
   
大満足の一日でした。宿に戻ったのが午後4:30頃でしょうか。まだ夕食まで時間があったので宿の近くにある境浦海岸にシュノーケリング器材を持って行きました。
一番左の写真は歩道から見下ろして撮影した海岸風景で中央に見える残骸が有名な”濱江丸”です。左から2番目の写真は海岸に下りて撮影したものです。濱江丸は戦時中の貨物船で、米軍の魚雷を受け、かろうじてこの境浦へ逃げ込み、湾の浅瀬に座礁して難を逃れた船です。私が18年前に来たときはしっかりと船の形を残していましたが、長い年月の間に朽ち落ち、僅かに水面から残骸が顔を出すのみとなってしまいました。
右の写真は海岸の波打ち際です。この浜には5月から8月にかけて、真夜中にウミガメが産卵のために上がってくるそうです。
   
シュノーケリングで濱江丸の近くまで行ってみました。やや不気味でした。右の写真は水中の映像です。かつてはこの船の周りにもシロワニが棲み付いていたこともありました。今はいません。 そのとき、私の目の前に現れたのは!!!
かっ、海中原人か?
いや、落ち着け!ハー、kkk君でした。
   
夕日が沈む風景を水面に浮かんだ状態で撮影してみました。 こちらは水面ギリギリを狙って浜を撮影しました。
こちらは境浦海岸の奥のほうにある洞窟です。怖いので中には入りませんでした。
12:00 宿 今日は嫁島への遠征でした。なんと明日の予定は母島への遠征だそうです。こちらも片道2時間以上かかります。それにしても一度に北の嫁島、南の母島の両方に行けるとはなんと幸運なことでしょうか。やはり私の日頃の行いの良さ以外に説明がつきません。では、明日また早いので、おやすみなさい。
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