4月29日(日) |
6:00 |
宿 |
タッタタタ、タンタンタタ、タンタンタタタタ。
この日は携帯電話がしっかりとメロディを発しました。しかし曲は
トルコ行進曲ではなく別の曲でした。なかなか予定通りになりません。 |
7:30 |
宿 |
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朝食後のひとときです。今日は私とkkk君は母島へダイビングへ、ミサコフさんは南島ツアーに行きます。 |
8:00 |
昨日と同様、宿のおじさんに桟橋まで送ってもらいました。 |
10:00 |
母島
マダムの部屋 |
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母島が見えてきました。10:00過ぎにポイントに到着しました。やや小雨が降っていました。 |
1本目のポイント名は”マダムの部屋”と呼ばれる場所で写真の通り洞窟が多いところです。エントリーは10:30頃でした。 |
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このポイントは昨日のような大物がくるポイントではないため、もっぱらソフトコーラルを撮影してみました。 |
洞窟を入ったり出たりの連続でした。 |
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左は八丈島、小笠原の名物魚、ユウゼンです。この魚の網目にピントが合わせることで水中写真の練習になります。右の写真はタテジマキンチャクダイです。小笠原のタテキンは沖縄のものより1周りも2周りもデカイ! |
左の写真は縦に細長い洞窟に入るところです。アドベンチャー気分が味わえる瞬間です。右の写真はその出口です。 |
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クラゲがとても綺麗でした。しかし半透明のクラゲにピントを合わせるのは至難の業です。 |
1本目が終了し、少し北に移動し穏やかなところで昼食をとりました。 |
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11:35 |
母島 |
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昼休みに母島の景色を撮りました。島の上方に雲がかかっておりました。父島の天気は絶好調でしたが母島の空はややご機嫌斜めでした。 |
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13:10 |
母島
四本岩 |
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そして再び南に移動し、2本目のポイント四本岩にやってきました。この四本岩は”ミニマグロ岩”と言われ、嫁島マグロ岩同様に岩の切れ込んだ穴にイソマグロが回遊しております。 |
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エントリーして潜行し、穴のほうへ進むといました、いました。何匹ぐらいでしょうか。嫁島マグロ岩よりは数が少ないのですが20〜30匹はいるでしょう。ここは流れも少なく楽に観賞できます。デジカメもじっくりと構えられます。
母島の沖港(定期船の発着港)からもそれほど離れていないのにこんなにイソマグロが見れるのは珍しく、貴重なポイントです。
今まで母島はダイビングに解放されていなかったためか、手つかず状態のような気がします。 |
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こちらはミノカサゴです。美しいヒレなのですが実は毒棘があります。見るだけで触らないようにしましょう。写真を見てわかるように、逆さで泳いでいます。フラッシュを焚いているので明るく見えますが実は暗い穴の中でした。
魚も上からの太陽光が射し込まない場所では天地を勘違いすることがあるらしいですね。 |
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このポイントでもいろいろな魚を見ることができました。 |
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14:00 |
母島沖 |
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2本目のダイビングも終わり、父島に向けて出発しました。左の写真の奥にかすんでいる島は妹島です。中央の写真の奥にかすんでいるのが姉島、手前の低い島が平島、そして右の写真は向島です。 |
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14:20 |
母島沖 |
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母島沖を航行中にクジラらしきものが見えたため、クルーザーを止め、ウオッチングしました。距離が遠いながらもかろうじて写真に収めましたが、何しろアクションが小さい。もっと派手に飛び跳ねてくれればいいのに.....
5分程度見ていたら、いなくなってしまいました。 |
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しばらく走っていると、今度は沖のほうにクジラがいました。さっきのクジラよりは若干、大きめのアクションでした。
水中ハウジングのシャッターボタンでは半押しのピント合わせの力加減が感覚でわかりづらく、何度もシャッターチャンスを逃しました。
なかなかタイミングが合いません。かろうじて右下の写真を撮ることができました。
小笠原近海では主にザトウクジラとマッコウクジラを見ることができます。動きが派手なのがザトウクジラで静かなのがマッコウクジラと言われています。今回のクジラはとても動きが静かだったのでてっきりマッコウかと思ったのですがザトウクジラだったようです。ザトウクジラ特有のブリーチング(海面ジャンプ)は見られず、フルークアップダイブ(尾びれを上げて潜る)のみでした。 |
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16:30 |
父島二見港 |
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今日も楽しく潜ることができました。写真はダイビングクルーザーのパパスアルファです。 |
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17:00 |
宿 |
宿に帰ったら、しばらくしてミサコフさんも帰ってきました。南島観光は最高だったそうでした。南島上陸だけでなく、イルカウオッチング、そしてザトウクジラの派手なブリーチングを見ることができたそうです。この日はクジラに関しては、母島より父島のほうが大当たりだったようです。
翌日は父島でのダイビングです。今度こそはトルコ行進曲で目を覚ますべく、携帯電話をしっかり確認した後、眠りに入りました。 |