2003年GWツアー報告 7日目(5/2)

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5月2日(日)
7:00 おがさわら丸船内の電気がつきました。もっと寝ていたいのに。
シャワーを浴びて、乗船前に買い込んだパンを食べました。まだまだ船はそれなりに揺れがあるので船室でおとなしくパンでも食べるのが無難ですね。
そして、おがさわら丸で行なっている船内観光ツアーに私とミサコフさんは申し込みしました。もちろん無料です。kkk君は行きの船で我々に内緒で参加したとのことでしたので今回は不参加です。
8:30 船内表示板
  これはおがさわら丸の針路と通過時刻を示したものです。私は伊豆諸島と小笠原諸島との間の洋上に垂直にそびえる98mの孤岩”孀婦岩”を一度は見てみたいと思っていたのですがおがさわら丸航路から大きく外れており、とても肉眼では見れる距離ではなくとても残念でした。いつかきっと.....
9:00 船内観光
船内観光が始まりました。参加者は20名ぐらいでした。
   まず最初に案内されたのは機関室です。ここでは、計器類の説明やおがさわら丸の機能性能を説明してもらいました。
おがさわら丸は波の高さ5mが出港可否の判断基準だそうです。波の高さ5mと言っても平均高さであるため時には10mぐらいの波がくることもあるそうです。また、船の操船は通常は最高部にある操舵室で操船しますが、操舵室でトラブルが生じた場合、ここで操船することもでき、また他にももうひとつ操船可能な場所もあり、決して操船不可能にならないようにな仕組みになっているそうです。また、エンジンは左右2つあり、通常両方のエンジンで航行しますが片方が故障してももう片方のみでの航行が可能だそうです。(この場合舵取りが大変)
一度に搭載する燃料はドラム缶80本分と言っていました。東京−父島2往復分だそうです。
  ここはエンジンルームです。30分おきに異常がないか点検するそうです。見回りに要する時間も30分だそうです。尚、この中に自転車がくくりつけて置いてある事に疑問を抱いたミサコフさんにあおられて、私がその自転車は何に使用するのかと説明員に聞いたら、接岸後に陸上での足に使用するとのことでした。(もっともですね。船内が広いので自転車で回るのかなと私も一瞬思いましたが、さすがそんなことはありませんね。)
@           A
 
B           C
 
D            E
 
F            G
 
H            I
 
こちらは操舵室です。Aデッキから外へ出てさらにもう一つ上に上がったところにあります。とても見晴らしが良いところです。
@Aはコントローラパネル全景、Bは操舵室から見た舳先方向の景色です。肉眼で物体が確認できる距離は天候にもよりますがおおよそ15kmとのことです。Cは日本初の大型旅客船女性船長です。すみませんミサコフさんでした。説明員の方が帽子を貸してくれました。
Dは海図です。電子機器が発達しても基本はマニュアルで位置を点検します。GPSもロランも天候の影響や機器の誤差がありますからね。Eは電子コンパスです。もちろん磁気コンパスもありましたが磁気コンパスのほうは誤差が大きくてあまり使わないようです。下に僅かに写っているのが舵です。油圧制御で少し動かすだけでいいようです。かつて私が練習したことのあるクルーザーは右に左にグルグル回したものですがさすがにレベルが違います。Fはレーダー、Gは電子海図(いわゆるGPS)です。Hはリモコンレバーです。
多くの計器はありますが主として使用する計器は小型船舶と大きく変わらないようです。ただし、航行中のほとんどの時間は自動操船のようです。
12:55 東京湾
浦賀水道を通過し、東京湾内に入りました。速度も落とし、波もほとんどなくなり、同時に海の色も紺碧からドス黒くなってきました。写真は房総半島に建つ東京湾観音です。11倍望遠モードで撮影しました。
12:05 Bデッキ内サロン
  
もうすぐ竹芝桟橋へ到着します。Bデッキの1等船室エリアに入って(本当は2等の人は入ってはいけない)、サロンで休憩しました。誰もいませんでした。
いよいよ東京に到着です。
楽しかった小笠原ツアーも天気もよく海況も穏やかで、楽しく無事に過ごすことができました。自然が多く残っている小笠原は他にはない魅力の島々です。また近いうちに行きたいものです。
以上、ツアー報告を終わります。
[今回使用した施設]
旅行代理店:
パラダイスアイランズツアー
        http://www.pit-diving.com/09_pit/index.html
宿: 民宿境浦ファミリー
         http://www.nandemoyasan.com/families/index2.htm
ダイビングサービス: パパスダイビングスタジオ
         http://www.d3.dion.ne.jp/~papasds/
小笠原海運(おがさわら丸):
         http://www.ogasawarakaiun.co.jp/
南島観光: @グラスボートPINKDOLPHIN
           TEL&FAX 04998-2-2096
        ALITTLE GEORGE
           TEL&FAX 02998-2-3960
レンタカー: @ (有)小笠原整備工場レンタカー
           TEL 04998-2-2626 FAX 04998-2-3777
        A グリーンヴィラ
           TEL 04998-2-2186 FAX 04998-2-3669

[その他参考]
小笠原村観光協会:

         
http://www.ogasawaramura.com/

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