大自然の孤島　豆南諸島

　　　伊豆諸島の南に位置する無人島についてご紹介いたします。

ベヨネース列岩（別称：明神礁）
大海原に浮かぶ奇妙な形の大岩。この海域は特にサメが多く、しかも食料事情が悪いらしく、ダイバーに集まってくるらしい。プロのカメラマンも敬遠する海域である。
須美寿島（すみすじま）
断崖絶壁の無人島。東よりに白根という根があり火山脈が活発に活動していてあちこちに海底温泉がわいている。この付近はジンベイザメとの遭遇率が高い。
伊豆鳥島（いずとりしま）
海抜３９４ｍの二重式火山島。かつてのアホウドリの一大繁殖地。明治20年に開拓。昭和１４年まで有人島であったが、大噴火と群発地震により以後無人島。豆南諸島は、全般的にサメが多い海域であるが、この島は例外で島の周囲はバンドウイルカとゴンドウクジラの楽園。しかし、一般の人が船をチャーターしていくのは時間、お金、そして体力的にもかなりハードである。
孀婦岩（そうふがん）
海上から垂直にそびえたつ９９ｍの岩。大自然の驚異、洋上の奇跡といわれる景観である。海中は回遊魚のオンパレードでダイバーの憧れの海域である。しかし、海況の変化が激しく、チャーター便でしか行かれないため、１〜２週間程度が日程に余裕が必要。また、相当船酔いに強い人でなければ地獄を見ることに．．．．．